ウレタン樹脂製品を量産するために必要な金型、装置を製造している会社です。

当社の主な事業内容は、自動車などのシートやデスクチェアなどのクッション材となるウレタン部品を量産するための型、装置を製造しています。

ウレタンはクッション材としての機能だけでなく、保温効果、消音効果などがあり、かつ部材そのものが軽量なため色々な部品に応用されています。

近年では、高温にも耐えられるウレタン素材も登場してくたので今までは金属を使っていた部材に関しても軽量化のメリットいかしてウレタンが使用されるケースも増えてきました。

当社で制作した金型で成型した製品

装置の企画から設計・製造までトータルにサポート可能

この機械は、大きく分けて、ウレタンを整形するための型枠部、それを駆動させるための駆動部、それぞれを部品を組み合わせるためのフレーム部、それぞれを部品を制御するための制御部に別れています。

例えば、デスクチェアのウレタン製品を量産するための機械でご紹介。

ウレタン発泡金型でのウレタンクッション成形

上の型に剥離しやすいように処理液を塗ります。

上の型にプラスチック部材を付けます。

下の型にクッションのシート素材を貼り付けます。

これが、ウレタンの原液。これを混ぜ合わせることにより化学反応によってウレタン樹脂になります。

シート素材にウレタン原液を流し込みます。

蓋を閉めてウレタンが膨らむのを待ちます。

蓋を開けたら出来上がりです。

完成。

この機械には、モールド形成のための金型、フレーム、可動部材、電子制御部材など様々な部品を使って作られていますが、これらの様々な部材の調達から加工を一貫して行えるのが当社の強みです。

型設計→型加工→組み付け→納品

ウレタン形成にはウレタン特有の知識と経験が必要になります。長年ウレタン形成加工機を制作してきた経験と知識でお客様にベストな機材の提案をいたします。

ウレタン樹脂の特性を熟知

製品形状、多数取、製品サイズにより異なります。ご相談下さい。

製品形状、製品サイズ、金型製造方法によって変わります。通常は1ヵ月〜です。
希望納期に最大限努力します。

簡易的な試作金型も作成していますのでお気軽にご相談ください。

金型の母材によって変わりますが、基本的にシボ加工できます。

基本的に、アルミニウム合金です。
主にA5052、希望で2000系合金、7000系合金も可能です。
長期使用の場合は、S50C等の鉄材での製造も可能です。

オークマ、5軸マシニングセンター、MU-500、MU-6300で加工できる範囲なら可能です。

入子対応になります。

2000*2000サイズ範囲です。

簡易な物でしたら、図面から3D化もできます。
また、現物があれば3Dスキャナーを使用して、データー化も可能です。

宮後のすべてをご紹介

宮後には、CAD・CAMを使った加工データ作成・成形部門から5軸マシニングセンター・NCフライス加工機を使用した金型成型部門、溶接・組み付け仕上げなどを行う部門と木型製作部門など1台の機械を生み出すための様々な部門があります。

そんな当社の会社概要や保有設備、働くスタッフなどをご紹介。